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執筆者の写真JA1FUY/NV1J

門標板

更新日:2023年3月12日



私が開局した1960年ころは胸を張って門標(コールサイン)を掲げていましたし、1965年、モービルハムを始めた時も三菱コルト600のリアウインドウにコールサインを貼りつけて1.5mのステンレスホイップアンテナをなびかせて走り回っていました。 30年くらい前に東京都東村山市から埼玉県所沢市に移り住んだ頃、玄関付近の門票板(コールサイン)を見たご近所の方が「お宅に外人さんがいらっしゃるの?」と言われて苦笑したことがありました。外国人の名前に見えたのでしょうね。1960年代から使い続けたこの門標板も家の建て替えと共に取り外して部品庫へ納めて、最近まで保管したことすら忘れていました。


日本のアマチュア無線局数は平成7年(1995)の130万局をピークに、令和5年(2023)1月のアマチュア無線局が約百万局減372,124局(無線局統計情報)となりました。衰退の最大の原因として「携帯電話の普及」が挙げられるは間違いないとしても、多くの若者がアマチュア無線に興味を示さなくなったのは事実です。


コールサインを記した門標を掲げない、モービルハムがコールサインを掲げない風潮と何かが連動していないか、近年、個人情報を秘匿する傾向に連動していないか、明確な答えが見つからないのが実情です。


因みに、JARLから会員(正員・社団会員)限定の「門標板・会員バッジ」が販売されているのをご存じでしょうか。門標が315円(税込)、送料84円と手軽に入手できます。ほかに資格別門標板(1アマ黄色、2アマ緑色、3アマ青色、4アマ橙色)があり、500円の定額小為替と無線従事者免許証のコピー、コールサイン、住所、氏名、電話番号を記して郵便で申し込むと注文から1か月~1か月半で届きます。


(JA1FUY/NV1J) 2023/03/10



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