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「中国拘束2279日」スパイにされた親中派日本人の記録 に思うこと

・・・・・・中国が私を拘束した狙いは何だったのか? 身に覚えのない罪で6年の実刑判決を受けた日中青年交流協会・元理事長による迫真の手記 毎日新聞出版 定価1760円を読売新聞7月2日の書評から興味を持ち、amazonに注文、本日(7月4日)手元に届きました。


日中青年交流協会・元理事長がなぜスパイにされて6年も拘束されたのか。1980年代からアマチュア無線による日中交流を続けて北京、天津、ハルピン、上海、福州、桂林などを訪ねてアマチュア無線局の開設と無線機の援助、技術交流&取材を続けて筆者が、2000年編集者をリタイア、2015年最後の訪問として茨城空港から格安航空の春秋航空にて上海の友人たちを訪ねました。(OnlineとーきんぐNo.180「上海ハム交友録2015」)


上海浦東空港にはSRSA※の前主席(会長)の顧安義(グ・アンイ)さんの懐かしい顔を見つけて手を振りました。顧さんは上海体育委員会の元幹部で現役の頃はおいそれとお会いできない方でしたから今回のお出迎えに恐縮しました。※上海無線電運動協会(Shanghai Radio Sports Association) この時、VIPのお出迎えに訝しさを感じたのも事実で「顧さんもリタイアされたのでお出迎えもあり・・・」と思いましたが・・・。


この時、BA4AA徐儒(シュル)さん(元BY4AA台長)に2泊3日の宿泊予約を依頼、オリンピックホテルに投宿、同ホテルにBY4AOHがあり、屋上にトライバンド八木アンテナが上がっていて、外国人運用許可証があると運用が許可されます。同ホテルの初代総経理(社長)の顧安義さん肝いりのクラブ局がいつでも運用可能に整備されているのは驚きです。


折から上海に滞在中のBA1AA 童(トン)さん(BY1PK元台長)が訪ねてきました。童さんは「CQ現代通信」(人民郵電出版社)の編集員として、またレポーターとして北京・上海で活躍されていると聞きました。久しぶりのアイボールQSOに話が弾んだのは言うまでもありません。その後、旧知のBY4ALC鄭正文(チェンチェンウェン)夫妻、ドクターハムBA4AD郭徳文(グオ・デウェン)さんらと旧交を温めました。


郭徳文さんが「こんなことはいつまでも続かない、そのうちに元に戻る」慰めてくれましたが、「こんなこととは?」何??? 徐儒さんからも謎めいた色紙をいただきました。市内の移動は必ず元VIPの同行がありましたので、何かしら違和感を覚えた上海の旅でした。


おそらく中国の友人たちは何かから私を守ってくれたのだろうと思い返しています。編集者として中国のアマチュア無線制度を取材し、求めに応じて中国各地にアマチュア無線局の開設・交流を進めてきましたが、中国の国力の向上と共に私たちの任務が終了したものと理解し、隣人たちを静かに見守ることにしました。 (JA1FUY/NV1J 2023/07/03

左からBA4AA、BA1AA、JA1FUY、ex BY4ALC〈2015年上海にて〉


 



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