VKライセンスの「最新型オンライン更新」を東京からやってみた!(1)

by Daisuke Ara JA1RHL / VK1ARA

永年の不養生がたたって、あれやこれやの自業自得病での長期入院/手術に続く新型コロナ騒動でオーストラリアに帰れなくなってしまったVK1ARAです。


オーストラリアのアマチュア無線従事者資格(Amateur operator's certificate of proficiency:AOCP)とアマチュア無線局免許状(Amateur apparatus licence)を取得してから早くも約40年が経過しました。日本と同様、オーストラリアでは無線従事者資格と無線局免許状が別々になっていて、アマチュア無線従事者資格は終身、アマチュア無線局免許状は最長5年の期限付となります。

いままでのVKライセンス更新は首都キャンベラの自宅近所にあるACMAオフィスに顔を出してスタッフたちとの雑談かたがた旧態依然的に更新してきたのですが今回はいつもと事情が違います。
 

旧知の仲良しACMAスタッフに「新型コロナのせいでおうちに帰れないよ~、どうしよう?」とメールしたら「心配ないさぁ、新型コロナロックダウンで海外から戻ってこれない多数のVKハムのために刷新したオンラインシステムでライセンス更新すれば超簡単だよ!」という返信が・・・
 

VK9やVK0の特別地域、AXやVIなどVK以外の特殊プリフィクス局、一部の海外資格ビジター運用許可(ライセンス)などを除いた一般向けオーストラリアのアマチュア局免許状は有効年数によって料金(Licence Tax)が違いますが、最新のオンライン更新でも1年から5年まで免許人の希望(事情?)によって1年刻みで希望する年数を選択できます。
 

周波数、電波型式、最大出力、使用する無線機など、無線従事者資格の各クラスに応じて包括的に定められた運用範囲内であれば、変更届(許可申請)やメーカー製無線機を使用開始するにあたって技術基準適合証明番号などを必要とする決まりもないので、例え無線機を追加や交換していたりしても、一般的には「お金を払うだけ」で100%合法運用が可能な更新(再免許)手続きが完了します。

1:1回目はライセンス記載事項確認/更新連絡メール

局免許状有効期限3ヶ月ぐらい前ぐらいになると あらかじめ登録してあるEメールアドレスに更新時期が近づいている旨の予告メール(?)「ACMA: Renewal of Apparatus Licence(s) – Renewal Application」が届きます。

ACMA_Validation_Notice1.jpg

このメールには「連絡先住所やメールアドレス、免許人氏名、希望する有効期限などの変更があれば今のうちに手続きを完了してください。免許状有効期限1ヶ月前ぐらいに更新手続き通知メールが発行されてからでは変更はできません」みたいなコトが記されていたりします。この時点で廃局届も提出できるようです。

なにも変更が無い場合は、そのまま放置でOKです。

2:2回目は請求書(Invoice)メール

期限が切れる1ヶ月ぐらい前にPDFファイルでのインボイスが添付された「ACMA: Renewal of Apparatus Licence(s) – Renewal Notice」のメールが届きます。

ACMA_Renewal_Notice1.jpg

オンラインでのクレジットカード支払いの他に、従来からのオーストラリア国内限定Bpay Codeによる銀行振り込みや小切手の郵送、郵便為替などの「支払い方法オプション」があれこれ記されています。ずっと以前は「日本から封書でオーストラリアドル現金を送って更新してもらった!」などと胸を張るツワモノハムも少なからず存在しましたが、さすがに現在では「現金郵送」は受け付けてもらえない様子です。

ACMA_PaymentSlip.JPG