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2TBSSD10,980円!たぶん最安値?

スマホで撮り貯めた写真や動画を価格がこなれた2TB SSDにバックアップ

by Takashi Hioki. JF1GUQ / KA8J

ネットサーフィンしていたら、1TBのSSDが7,000円以下で売られているというニュースが飛び込んできました。無駄遣いの虫も啓蟄を迎えたようです。すぐにAmazon で調べると話の元になった商品がヒットします。さらに調査を続けると2倍の容量のSSDが10,980円のお買い得価格で見つかりました。

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さっそく「ポチッ!」ついでにUSBケースも購入して到着を待ちます。

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合計12,662円で目的のUSBストレージが手に入りました。価格を調べると、この値段だと1TBが購入できるレベルだと分かりました。

省電力でスマホやタブレットに使用できる

最近は写真をデジカメで撮影するよりもスマホで済ましてしまうことが多く、うっかりすると内部メモリーやSDメモリーが写真データでいっぱいになっています。定期的にバックアップしていますがUSB-HDDを直接接続してみると消費電力が大きくて作業に失敗したり、不調に終わることがあります。

SSDはHDDに比べて消費電力が少ないので、その点安心です。PCを仲介しないでも直接つないで利用することもできます。

新品のSSDを初期化する

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ケースの組み込みには小型のプラスドライバーが必要ですが、作業自体は2本のネジを使うだけの簡単なものです。用意したケースは放熱を考慮したアルミ製。こだわったのはメモリーのブランド「Transend」を選んだことです。これで市販のUSB-SSD商品と遜色無い出来栄えになりました。

新品のSSDを使用する場合、パソコンによる初期化が必要になります。以下にその作業を簡単に紹介します。

注)価格の安いSSD、その訳

今回のように撮り貯めた写真や動画データをバックアップする目的では、さほど頻繁にデータの書き換えを行うことがありませんから、安価なSSDを採用しました。一説には500回から1,000回程度の書き換えが耐用のようですから、購入にあたっては考慮してください。採用されているチップの種類 SLC>MLC>TLC>QLC の順で価格が高くなり、耐用回数が増加します。今回購入したのはQLCタイプです。価格は安いけど耐用は低いのが特徴です。
 

Windowsのスタートアイコンから「ディスクの管理」を選びます。
 

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ディスクの初期化ではGPTを選びます。

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新しいシンプルボリューム ウィザートに導かれます。

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システムボリュームサイズは表示されている数値を確認するだけでOK

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ドライブ番号の割り当ても自動のまま

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ファイルシステムをNTFS、ボルームラベルは任意の表示ができます。

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この画面が表示されたら、初期化作業は終了です。

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私の場合はディスク5に「USB_2TB_SSD」として、登録完了しました。

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ダイソーで適当なポーチとUSB Type-C変換アダプターを購入して、大容量SSDストレージを完成させました。過去の市販1TBスティック型USB-SSDで熱ダレを経験しましたが、本機はそのような不具合も無く、USBインターフェースの最高速度で書き込み、読み出しができました。放熱を考慮したアルミ製ケースも良い仕事をしてくれています。

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