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私が開局した1960年ころは胸を張って門標(コールサイン)を掲げていましたし、1965年、モービルハムを始めた時も三菱コルト600のリアウインドウにコールサインを貼りつけて1.5mのステンレスホイップアンテナをなびかせて走り回っていました。 30年くらい前に東京都東村山市から埼玉県所沢市に移り住んだ頃、玄関付近の門票板(コールサイン)を見たご近所の方が「お宅に外人さんがいらっしゃるの?」と言われて苦笑したことがありました。外国人の名前に見えたのでしょうね。1960年代から使い続けたこの門標板も家の建て替えと共に取り外して部品庫へ納めて、最近まで保管したことすら忘れていました。


日本のアマチュア無線局数は平成7年(1995)の130万局をピークに、令和5年(2023)1月のアマチュア無線局が約百万局減372,124局(無線局統計情報)となりました。衰退の最大の原因として「携帯電話の普及」が挙げられるは間違いないとしても、多くの若者がアマチュア無線に興味を示さなくなったのは事実です。


コールサインを記した門標を掲げない、モービルハムがコールサインを掲げない風潮と何かが連動していないか、近年、個人情報を秘匿する傾向に連動していないか、明確な答えが見つからないのが実情です。


因みに、JARLから会員(正員・社団会員)限定の「門標板・会員バッジ」が販売されているのをご存じでしょうか。門標が315円(税込)、送料84円と手軽に入手できます。ほかに資格別門標板(1アマ黄色、2アマ緑色、3アマ青色、4アマ橙色)があり、500円の定額小為替と無線従事者免許証のコピー、コールサイン、住所、氏名、電話番号を記して郵便で申し込むと注文から1か月~1か月半で届きます。


(JA1FUY/NV1J) 2023/03/10



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私は昭和35年(1960)5月28日、電話級アマチュア無線技士を取得、同年9月28日、A3、7MHz 10WにてJA1FUYを開局しました。あれから令和5年(2023)まで免許を一度も切らさず約63年が経過しました。


開局当初、電話交信の中で略符号やQ符号、和文通話表を使いアマチュア局らしさに浸っていました。この時すでにQRAを名前=自分の姓名として使っていた局(人)が少なくないと記憶しています。私は開局前から「ラジオ アマチュア ハンドブック」昭和31年(1956)6月30日6版発行 定価500円 編集人 日本アマチュア無線連盟 発行所 誠文堂新光社を精読して{Q符号表}にアマチュアがよく使うQ符号に印をつけてその意味するところを理解しました。


QRAをはじめQRH QRT QRL QRM QRN QRO QRP QRT QRU QRV QRX QRZ QSB QSL QSO QSY QTHなどに☑をつけて。これらの意味を覚えたのでしょう。先輩運用者が使う用語を聞いて鵜呑みにしない証拠が残っていました。


QRA (問)貴局名はなんですか? (答えまたは通知)当局名は・・・・です。

 *昔も今も変わらぬQ符号表です。決してあなたの名前ではなく局名を言うのです。


あのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)に「アマチュア無線での慣用として」

 日本では氏名・ハンドルネームを指していたことがあった。現在はモールスでも「NAME」に代り「OP」で略す。


これも不可解な解説で意味不明、無責任と言わねばなりません。「日本では氏名・ハンドルネームを指していたことがあった、と過去形だが、現在の正解は何なのかが書かれていない。さらにハンドル(Handle)とネーム(Name)は同義語なのでおかしくないか。Handleはあだ名のようなもので上品とは言えないので、Nameを使うほうがすっきりしてよいではないか。


ついでにフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)では、

ハンドルネーム (handle name) とは、インターネット上で活動する際に名乗る仮名を指す和製英語。―中略― アマチュア無線など、インターネット上以外での名前を指す場合もある。個人の匿名性を保つためのニックネームという点において、ペンネームやラジオネームなどと同種のものである。


以前からフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)を鵜呑みにするな、正確さに欠けると言われてきたが、その事実に直面して、編集者や校閲者が関わらない環境では情報の選択が読み手の判断にゆだねられる点に留意しておきたい。


因みに電話級アマチュア無線技士から始めた私のライセンス歴は、第3級アマチュア無線技士、第2級、第1級アマチュア無線技士、そして米国アマチュアエクストラ級(NV1J)を取得して今日に至ります。

(JA1FUY/NV1J) 2023/02/27



JARL会員手帳(平成10年12月1日)第87版 Q符号のQRAに注目!


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総務省は、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大及び免許手続の迅速化・制度の簡素合理化等のため、令和4年11月17日(木)から同年12月16日(金)までの間、意見募集を行い、法人・団体:一般社団法人日本アマチュア無線連盟、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会、公益財団法人日本無線協会など8者 、個人: 175者の計183件の提出された意見及び総務省の考え方を公表しました。


2月8日、総務省は意見募集の結果を踏まえて、電波監理審議会(会長:笹瀬 巌 慶應義塾大学名誉教授)に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けて速やかに関係規定の整備を行うとのことです。


提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は、別紙PDFのとおり。 (JA1FUY/NV1J) 2023/02/11



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