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動き出したアマ無線の制度改正!

1994年(平成6年度)をピークに1,364,316局を記録したアマチュア局は減少に転じ、2021年(令和3年度)378,680局に、2022年(令和4年)11月、373,859 と減少傾向に変わりがありません。

ここに示す図は、総務省が発表した「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案(要旨)から引用しました。


アマチュア局が減少に転じたのは携帯電話(スマートフォン)の急速な普及と連動しているのは明らかで、むしろ136万局余に増えたことこそ異常というべきでしょう。当時、個人が手軽に使えた通信手段としてのアマチュア無線に飛びついたに過ぎないと言ったら言い過ぎでしょうか。ハンディ機を持ってスキー場へ、車に無線機を搭載したモービルハムがもてはやされたが、免許や資格が不要な通信手段にとって代わられたのは自然な成り行きだったのでしょう。


総務省綜合通信基盤局は、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大、デジタル化の推進、免許手続きの迅速化や制度合理化による申請者の負担軽減や申請処理機関の短縮、行政の効率化など、ワイヤレス人材育成の裾野を広げるための制度の明確化や簡素合理化、免許手続きの迅速化等の制度改正を行うと発表しました。改正案(要旨)



意見公募要領はPDFをご覧になり、12月16日まで提出ください。 詳しくはニュース欄を参照ください。


(JA1FUY/NV1J) 2022/11/21


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