JA1ZNGは昭和45年(1970)頃、TRIOの144MHz FM 10W機(TR-7100)にて東京都千代田区神田神保町の出版社の一隅に開局しました。アンテナはGPを3Fの屋上に設置しましたが、この時、誤って古くぎを踏み痛い思いをした記憶が蘇ります。 1976 年、「モービルハム無線クラブ」(東京都渋谷区恵比寿)に名称を変更、1980年頃に東京都世田谷区下馬に移転、500W局へと変遷しました。次いで2000年、「QTC-JAPANハムクラブ」(東京都杉並区)に変更、2009年10月、山梨県南都留郡山中湖村に設備共用による1kW局を開設しました。 この頃、好奇心に溢れる同志に啓発されて米国最上級のEXTRA級に挑戦して5名が難関を突破しました。そして余力を駆ってVE、ボランティアエグザミナーの資格も取得し、東京や横浜のVECに参加してボランティアに励みました。良いことは伝播するもので、長く2アマに甘んじていたベテラン3名が1アマへレベルアップ、その結果、6名が同時に設備共用による1kW局を開設するに至りました。
JARL会員局名録2022~2023によるとJA1Z**は29局、JA1ZN*が僅か2局のみの収録でした。半世紀前に神田神保町に誕生したJA1ZNGは未だ現役、2024年5月JARL会員証を更新しました。(2024/06/16)
JA1FUYの移動する局の免許を更新した話を先日、話題にしましたが、昨日「電波利用料納付のお願い」の郵便物が届きました。令和11年5月19日が免許の有効期間ですから5年分の1500円を「日本銀行本店、支店、代理店、歳入代理店、コンビニエンスストア又は指定の決済アプリで納付してください。」と記載がありました。
これまでは近くの郵便局のATMで納付していましたが、今回は同封の「払込取扱票」にてコンビニから納付しようと考えました。指定の決済アプリってなんだろう? もしかするとPayPayが支払いに使えるかもしれないと閃いて調べると「公共料金の支払に使える。」とありました。スマホのアプリPayPayを操作すると「スキャンして支払う」を見つけました。因みにガス会社へ送金した履歴もありました。
「払込取扱票」のバーコードをスキャンして支払いを完了。所要時間は秒単位ですから近くのコンビニへ行くまでもなくスマホの操作で「電波利用料」納付が完了したことに感動しました。何を今更と思われるでしょうが1960年(昭和35年)開局のオールドタイマーには世の移り変わりが眩しすぎます。
振込用紙と共に「電波利用料制度についてのご案内」が同封されていました。後ろに「無線局廃止届出書」がありましたので念のため記入してXYLへ残しておこうと思います。「総務省電波利用電子申請・届出システムLite」により手続きできるのは知っていますけどね、まだ無線を止める気がないので・・・。〈2024・05・31)
オーストラリアでは、国内のCEPT*条件下で無線を希望するアマチュア無線家に新しいコールサイン規制が適用されます。独自のコールサインの前には、VK/が付かなければなりません。今後は、アマチュア無線家が所在する州または準州の番号をリクエストに応じて追加できます。
たとえば、ニューサウスウェールズ州には VK2/ が適用され、ビクトリア州には VK3/ が適用されます。クリスマス島やノーフォーク島などのいわゆる外来地域ではVK9/が計画され、北緯60度線以南の南極大陸のオーストラリア地域ではVK0/が使用される。 オーストラリアの電気通信局ACMAは、DARCの外務部門の従業員であるハンス・シュワルツ(DK5JI)のイニシアチブに反応していました。CEPTライセンス所有者は、CEPT勧告T / R 61-01に従ってゲストライセンスを申請することなく、オーストラリアで365日間無線を許可されていることに注意してください。CEPT規制は現在、CEPT初心者ライセンスの保有者には適用されません。(DARC NEWS) 1アマ資格所持者でしたらEU諸国をはじめとして世界の多くの国で通用する、今までの「日本のライセンスをそのまま英訳したもの」とは異なる「CEPT/HAREC書式」*を希望すれば関東総合通信局で発行してもらえるような話を聞いたことがありますので試してみては・・・。 *CEPT:欧州郵便電気通信主管庁会議(European Conference of Postal and Telecommunications Administrations) *HAREC:統一アマチュア無線試験証明書(Harmonised Amateur Radio Examination Certificate)