先週末、Ham Catalog をご覧になられたJG7U〇〇のAさんからTRIO TR-2300のカタログをPDFにて提供できる。」との連絡をいただきました。
TR-2300は144MHz FMハンディトランシーバーで、1978年5月頃ので発売から約43年前の花形機として一世を風靡したことになります。ただ、ハンディ機といってもショルダー(肩掛け)タイプの送信出力1Wのトランシーバーですから、手のひらサイズのハンディ機が存在しない時代の小型機に分類されます。
Aさんのご好意でTR-2300カタログ(PDF)を提供いただきましたので、さっそくHam Catalogに追加掲載しました。メールには「この機種は私が中学3年生の時にJL1O〇として開局した時に親に購入してもらいました。動作するかどうかは不明ですが、現在も保存してあります。」 文面から開局当時の思い出とともに、TR-2300への深い愛着が感じられました。ありがとうございます。これでカタログの掲載総数は619になりました。
(JA1FUY/NV1J) 2020/02/01

↑JG7U〇〇 Aさんから提供されたTRIO TR-2300カタログ(TNX)
米国の気象庁NOAAの宇宙天気予報センター(SWPC)はサイクル25(太陽周期)の当初の予測を大きく上回って2025年にピークを迎えると発表しました。SWPC/NOAA グラフィックは太陽黒点の最大値が2025年に到達する可能性が高いことを示しています。
年頭のSSN 11、12から上昇を辿り1月16日102をピークに低迷している頃、NOAA宇宙天気予報センターの太陽周期の進行に勇気づけられた方が少なくないでしょう。小電力でもDX交信ができるのはアマチュア無線のだいご味ですから、もしかするとアマチュア無線人口の減少傾向に歯止めがかかるかもしれません。
昭和35年(1960)7MHz AM 10 Wで開局、しばらくして50MHzのクリスタルコンバーターを作り、TVの300Ω平行フィーダー線を利用してフォールデッドダイポールを、2階の軒先に画鋲で留めた簡易なアンテナでVKの強力な信号を受信して驚愕した記憶が鮮明に残っています。当時のサイクルは22、絶頂期を経験したことになります。
そしてサイクル23ではHFモービル運用でDX交信を存分に楽しみました。カリブ海を航行する大型船と28MHz SSB 10Wで交信したり、21MHz SSBでVKのモービル局とラグチューしたり、上海のBY4ALCが市内の144MHz FM局を中継して交信するなど好コンディションに支えられて運用の幅を広げてくれました。
サイクル24ではグアムのレンタルシャックからKH2/NV1Jで運用してJA、EU方面からパイルアップを受けて快哉を叫び、その後、小笠原、対馬、八丈島へ移動運用を敢行しました。そして待望の1kWの免許を得てRTTYコンテストに毎回参加、徐々にSSN低迷期に突入して今日に至ります。わずか3年後にサイクル25が来るとは・・・もしかして有終の美を飾れるかもしれません。
(JA1FUY/NV1J) 2022/01/24

↑米国の気象庁NOAAの宇宙天気予報センター(SWPC)太陽黒点数の進行

↑情報通信研究機構「宇宙天気予報センター」による12月23日から1月20日の太陽黒点相対数の推定値
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年は断捨離からスタートしました。 断捨離とは、「不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「 もったいない 」という 固定観念 に凝り固まった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。」(Wikipedia)
断:入ってくる不要な物を断つ
2021年10月27日、lenovoの直販サイトに注文したideaPad Flex 5 14ALCOSが年末になってようやく届きました。発売間もないPCはプロセッサーAMD Ryzen 5を採用したすぐれものです。半導体不足の影響を受けて、注文から入手まで3か月もかかりました。
(物欲に勝てない典型的な例)
捨:家にずっとある不要な物を捨てる
新年早々、20年余も家にあるFAX付電話機の子機2台がボタンの接触不良で交換を決意、子機は新品で手に入らず、中古もヤフオクで見つけられません。接点をアルミホイルで補強する方法もありますが、そもそもFAXは不要と判断して、替わりにデジタルコードレス電話(子機2台)をamazonに注文、翌日に配達されました。
離:物への 執着 から離れる
FAX電話の処分は近くのハードオフへ持って行き、Fujitsuのタブレットと合わせた査定は各10円! その際、店長から「カメラなどもお売りください。」と言われて、その気になり古いカメラを処分しようとSONY、OLYMPAS、NICONなどのデジカメ、ビデオカメラ4台を処分することとしました。買値は1,800円、クレジットカードのポイントを貯めて手に入れた自転車を持ち込んで3,000円になりました。
不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」、「もったいない 」の固定観念から抜け出した代価が4,820円。先年、往年の名機(トランシーバーやリニアアンプなど)7点を無線機買い取り業者に引き取ってもらい、シャックは必要最小限の機材になりすっきりしました。4,820円はXYLとランチしてお腹に収めました。
(JA1FUY/NV1J) 2022/01/10

↑手放せなかったフイルムカメラ(PENTAX MZ-3)

