VK1ARA/JA1RHL荒大助さんから「VKライセンスの最新型オンライン更新を東京からやってみた!」(1)(2)をご寄稿いただきました。「日本人でVKライセンスを持っている方がそれほど多くはないでしょうが、コロナ渦で自由に行き来ができない状況に、ライセンスの更新に役立てたら・・・」と執筆の動機を語っておられます。
オーストラリアのアマチュア無線従事者資格とアマチュア無線局免許状を取得して約40年の荒さんですが、新型コロナ騒動でオーストラリアへ帰れなくなり、免許の更新についてACMAに問い合わせところ「新型コロナロックダウンで海外から戻って来られない多数のVKハムのために刷新したオンラインシステムでライセンス更新すれば簡単・・・」 朗報がもたらされ、さっそく実践されたと伺いました。
レポートの骨子は次の4項目にまとめられおり、更新の実際について詳しく解説されていますので、VKライセンスを所持されている方は必見です。
1:1回目はライセンス記載事項確認/更新連絡メール
2:2回目は請求書(Invoice)メール
3:海外から自身で更新したければ「オンライン更新」を選択
4:VKアマチュア局免許状の更新完了!
5:最後に・・・
ここで珍しいQSLカードを紹介しておきます。
1990年代にオーストラリアの首都キャンベラで免許された「Mobile Ham Radio Club」のVK1MHです。OP.:VK1ARA、VK1AY、JA1FUY、JF1GUQ
JA1FUY/NV1J 2021/12/20

Ham Catalogの公開した直後から大きな反響があり、連日にわたり通常の2倍強のアクセスがありました。中でも札幌市の加藤さんから「カタログ公開というすばらしい企画をありがとう。」のお便りが寄せられ、「TRIO TS-830S・Vのカタログデータの掲載が見られないので、手許のPDFデータをコレクションに加えて・・・。」という親切な連絡をいただきました。
さっそく加藤さんからTRIO TS-830カタログ(PDF)をご提供いただき、Ham Catalogにデータを追加したところです。「全国のアマチュア無線家の中には他のカタログお持ちの方もいらっしゃるでしょうから、コレクションがますます充実する可能性がありますね。」と温かい応援メッセージをいただきました。
ありそうでなかったカタログを一堂に集める企画が結実した背景に、ハム全盛期に発行されたカタログの希少性、文化的な価値の高さにいち早く気づき、カタログの分類・整理など地味な作業を厭わず、膨大なカタログの電子データ化を完成させた仲間を称えたいと思います。
JA1FUY/NV1J 2021/12/13

↑札幌の加藤さんから提供のTRIO TS-830(S・V)カタログ(PDF)
始めタイトルのカタログをCatalogueとしたが、 慣れた米語のHam Catalogとしました。カタログは商品 や展示物などの品目を整理して書き並べたもので、 目録 や 説明書 、案内書を指します。
「モービルハム」が創刊した1976年前後から2000年までのおよそ25年間に集めた膨大な数のハムカタログをこのほどPDF化して公開することにしました。アマチュア無線局は平成7年(1995)の136万局をピークに2021年現在約38万局に落ち込みました。
国民の100人に一人がハムという全盛期に発行されたアマチュア無線機器関連のカタログをPDF化してデータベースとして、どなたにもご利用できるようにしました。華やかな時代を反映してカタログのデザインや登場するモデルに注目するのも一興、もちろん歴史的な名機の仕様を確認することもできます。
カタログの多くは平均的なA4判パンフレットか冊子タイプですが、大判折り畳みの豪華な仕様や、A5判変形リーフレットなどサイズが様々なためにPDFにする際にスキャニングの妨げとなりました。そのため止むを得なくカタログを裁断してスキャンしたことを明らかにしておきます。
2021年のモーターショーは早々と開催の中止が決まりました。開催時に発行される「自動車ガイドブック」は日本のくるまを一挙に紹介します。バイクからバス、トラックまでオールカラーで収録した一冊として報道関係者に配布され、希望者へも安価に頒布されます。アマチュア無線界もハムフェア開催時に「ハムカタログ」あるいは「ハムガイド」を発行してくれないかな、と一足早い初夢を見てしまいました。
(JA1FUY/NV1J) 20021/11/29

↑スマートフォンによる閲覧の一例(このように鮮明に見られます。)


