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今回も宝の持ち腐れ測定器を紹介しましょう。


ポケットサイズ・軽量・アルミ仕様、15MHz~2,700MHzと広帯域、アマチュアバンド、総てのVHF,UHF、FM放送、GPS、Wi-FiとBluetoothなどの周波数帯をカバーし、電界強度の監視などに使えます。3G Combo は単独で動作するがパソコン(Windows、MacOS版ソフトウェア)に接続してスペクトラム表示できます。本体は内蔵リチウムバッテリーで16時間持ちます。


RF Explorerは連続的に発生している電波(無変調連続波)、一定間隔に発信されるISMバンド*における監視、機器から送出される電波品質の測定、アンテナの指向性や増幅器の変更に伴う変化やノイズの解析、異なるチャンネルに移動する際の占有帯域の検出、現在値、平均値、最大値の表示に用いられます。なお、このユニットには RF ジェネレータ機能は含まれていないために、RFエクスプローラ信号発生器モデルRFE6GENを組み合わせます。

*ISMは"industry science and medical"の略で、産業科学医療用バンドと言われる。


主な仕様

周波数帯域:15~2700MHz

• 周波数スパン:112kHz - 600MHz

• グラフィックス LCD 128x64 ピクセル、屋外での優れた視認性

• PC Windows クライアントは、32 ビットと 64 ビットに対応

• 屋内可視性のためのバックライト

• 2標準SMA 50オームスペクトラムアナライザコネクタ:

o 左 SMA ポート(WSUB1G): 240-960MHz

o 右 SMA ポート(WSUB3G): 15~2700MHz

• 振幅分解能: 0.5dBm

• ダイナミックレンジ:

o 左 SMA ポート(WSUB1G): -115dBm から -15dBm まで

o 右 SMA ポート(WSUB3G): -110dBm から -10dBm

• 絶対最大入力電力(ダメージなし):

o 左 SMA ポート(WSUB1G): +5dBm

o 右 SMA ポート(WSUB3G): +30dBm

• 平均ノイズレベル(標準): -115dBm

• 周波数安定度(標準): +-10ppm

• 振幅の安定度):左 SMA ポート(WSUB1G): +-3dBm

       右 SMA ポート(WSUB3G): +-6dBm

• 周波数分解能:1kHz

• 分解能帯域幅(RBW):3kHz~600kHzの自動

• CE / FCC / RoHS準拠

• 重量:225g

• サイズ:113x70x25 mm


(JA1FUY/NV1J)2021・03・22





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MFJエンタープライズ社の「MFJ HF/VHF SWR ANALYZER MODEL MFJ-259B」は1.8MHz〜170MHzをカバーするSWR アナライザーです。デイトンハムベンション特価で買い求めました。定価は当時289.95ドル(約26,000円)で、「World’s most popular Antenna Analyzer is super easy-to-use!」(世界の最もポピュラーなアンテナ・アナライザーは非常に使いやすい!) をキャッチフレーズに人気の高い測定器として知られています。現行商品はMFJ-259D(319.95ドル)やMFJ-269D(419.95ドル)です。


MFJ-259Bのケースは15ミリ厚のアルミ板を折り紙細工のように加工し、黒色に塗装、文字を白色でプリントしたデザインが、測定器が好感が持てます。縦長の上部に周波数表示やSWR、インピーダンス、電圧表示などのディスプレイがあり、中央にSWRとIMPEDANCEの2個のメーター、TUNE(バリコン)とFREQUENCY MHzのバンドスイッチを配置してあります。


電源は内蔵する乾電池(10 Ni-MH×10個)とACアダプターの2本立て。内蔵電池を使用時に赤色の押しボタンが、何かの拍子で押されてONになり、気付かないまま放電して、いざという時に使えない状況を何度か経験しました。そのため2段階の防止策を考えつきました。一つは押しボタンにゴム製のキャップをかぶせて、押しボタンスイッチがONにならないようにする方法、もうひとつは上部パネルの外部電源端子に空のプラグを差しておくと、押しボタンスイッチがONになっても電源は入らないという方法です。さらには念を入れて電池を一本抜いておき、電源スイッチの切り忘れがあっても大丈夫という対策です。この三つの対策で不用意な放電事故は無くなりました。 MFJ-259Bのバッグをホームセンターで購入して、本体の他、ACアダプター、小型のブラスドライバー並びにMFJ-66(ディップメーター2コイル)を一緒に収納しました。プラスドライバーは電池カバーの2か所のネジを回して内蔵電池のパネルを外すためです。一緒に写っているのはダミーロードでWELZ CT-15A(DC~450MHz、15W)です。


(JA1FUY/NV1J)2021/03/



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PL-6はミズホ通信のピコトランシーバーMX-6Zの送信出力を5Wにアップする専用のアンプとして発売されました。13.8Vで使用し内部に9V出力回路が内蔵されているので、ピコトランシーバーへの電源供給ができました。PL-6にはミズホ通信らしくキットのPL-6Kと完成品のPL-6Bがありました。キットは完全バラキット故に説明書の熟読と半田付けのテクニックが成功のカギになります。手作り感あふれるキットとして評判になりました。

2004年にはピコシリーズの製造を中止に至り、2012年12月、ホームページを閉鎖すると共に創業者の高田氏(JA1AMH)の高齢化により廃業を発表しました。2016年2月、サイレントキー、享年81歳。


主な定格は次の通りです。

動作周波数:50MHz帯

電波型式:SSB、CW

出力電力:5W

入力:0.25W

入出力インピーダンス:50Ω

仕様半導体数:4TR、1IC、9Di

電源電圧:13.8V DC

消費電力:(MX-6Z使用):最大.2A

外形寸法:(W)110×(H)×(D)142mm

重量:520g

付加回路:送受LEDモニター、9VDC出力端子


(JA1FUY/NV1J)20021/03/08



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