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忘れ得ぬ人々(14)無線局障害の完全対策に尽力 JA2JA 神戸幸生氏

大正8年(1919)、愛知県一宮市に生まれる。昭和15年(1940)、元海軍技術研究所(三田)に奉職、送受信機、電離層などの研究に従事、委託学生として大阪大学理学部・浅田教室に学び電波雑音、電波反射などの研究をする。電波環境の草分け期であった。昭和21年(1946)帰郷し、愛知県北部電波研究所を創設、電気雑音などに関する基礎研究に取り組む。


一方、防止協議会組織の発展向上に尽力し、その間、受信機のイミュニティの測定方法や障害パターンの自動記録装置、無線局障害対策用フィルタの発明などで電波障害防止中央協議会から表彰を受けたこともある。特に現場技術には、30年余にわたる豊富な経験と細かく分析されたデータを持っている。


愛知県北部地区電波障害防止協議会会長、アマチュア無線局JA2JAを500Wで運用し、趣味と研究とを兼ねている。昭和43年~昭和46年までJARL理事、昭和47年~昭和52年までJARL副会長を歴任。ICOM Webサイト 週刊Beacon 「アマチュア無線人生いろいろ」JA2JA 神戸幸生氏 を併せてご覧ください。平成17年10月 SK (JA1FUY/NV1J) 2025/07/27

JA2JA 神戸幸生氏
JA2JA 神戸幸生氏
神戸幸生氏の著書 左「無線障害ハンドブック}昭和60年 右「電波障害ハンドブック}昭和55年 いずれも電波実験社発行
神戸幸生氏の著書 左「無線障害ハンドブック}昭和60年 右「電波障害ハンドブック}昭和55年 いずれも電波実験社発行

 
 
 

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